くんせいくんのラボ日記

現役国公立大の理系大学院生「くんせい君」が地味に書いてるブログ。理系学生にとって必要な学部・大学院への入学から学生生活・研究について、そして就職や進路に関する耳寄り情報や地元北海道の有料情報,趣味のサブカル・アウトドア情報や感想などを幅広く呟いていくブログ。

マンガの魅力を理解してほしい人に力説したい!現代社会に例えるワンピース

こんにちは,くんせい君です.

今日は,大好きなONE PIECEを現代社会に当てはめて考えてみました.

 

僕はマンガが大好きです。

 

物心ついた頃からマンガとともに成長してきて、

迷ったとき、落ち込みそうなとき、失敗したときは、マンガのキャラクターになった気分で目の前の壁と向き合って来ました。

 

そう、特にワンピースは!!

ルフィ(主人公)は権力に屈しません。

ルフィは無理だと言われることをやってのけます。

ルフィは自分にはできないことは仲間を頼ります。

ルフィのためなら、と仲間も動きます。

そんなルフィと仲間たちだからこそ夢を叶える努力を怠りません。

 

 

あーなんて素晴らしいんだ。

 

友情・努力・勝利

 

まさに、少年マンガの醍醐味ではないか...

 

でも、あくまでもこれは"少年マンガ"。

読めば老若男女アツくなって楽しめるけど、ジャンルは"少年"の"マンガ"

「子供の読み物でしょ〜」と思われがちなのがツライ。

 

ぜひ全人類に読んで教科書にしてほしいワンピース。

そのワンピースの魅力を紹介するため、現実離れしたワンピースの世界を、現代社会に置いて例えて大学教授に力説してみた話。

 

現代社会に例えれば全ての人にとって身近なはず!

こういう話をすれば、大人も興味持ってくれること間違いなし!!

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大好きなマンガを大人に認めて欲しくて、教授にワンピースを現代社会に例えて説明した話

今回は、最初にワンピースのあらすじを説明します。

その上で僕が思うワンピースの魅力を紹介、好きなエピドードの紹介と現代社会で例えました。

 

ワンピースのあらすじ

海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィ主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン

夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として人気を博している。また、長年にわたりながら深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴。

引用:ONE PIECE - Wikipedia

まずそもそもワンピースは海洋冒険ロマンっていうジャンルに当てはまるのが驚きでしたが...

 

簡単にいうとこんな感じです!

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イラストのクオリティの低さはおいておき...

 

時代は大海賊時代(という仮想の時代)、主人公ルフィは海賊王(海賊の頂点、夢)を目指しグランドラインという海を旅して行く話です。

 

その途中で、島に寄るのですが、その寄る島寄る島がまぁ悪い海賊に支配されてるんですよ!

 

そしてその悪い海賊を倒すことで島の問題は解決する、そんなエピソードです。

基本はこれを繰り返していきます。

 

ワンピースの魅力

今の説明だけだと、魅力は伝わりにくいですよね...^^;

 

しかしワンピースには、

魅力的なキャラや、悪魔の実の能力(特殊能力)、海軍や王下七武海(どれも海賊の敵となる団体や役職)といった設定がたくさんあります。

 

そしてプライドをかけた戦いの中で生まれる名言...

挙げればきりがありません。

僕もワンピースに関する記事は、いくつか書いてるのでそちらもぜひどうぞ。 

tonden-saving-energy.hatenablog.com

tonden-saving-energy.hatenablog.com

 

 

ワンピースの好きなエピソード《アラバスタ》

さてさて、では実際に好きなエピソードを紹介していきますね。

 

今回、紹介するエピソードはこちら。

おそらく一番有名なのでは?アラバスタ編!

 

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アラバスタ編ってこういうことですよね。

 

①砂漠の国では、少ない水資源を共有し、国民第一の精神でたくましく生きてきた。

 

②主人公はある国の王女と会います。話を聞くと国がピンチとのこと。

 

③国のヒーロー的な世界政府公認の男が、裏では国を陥れようとしていた。

砂漠の少ない水資源を国王に集めるよう裏で操作し、国王を悪者に仕立て上げた。

 

④国民は、信頼してた国王に裏切られ、ヒーローだと思ってる男を味方だと思う。

反乱を起こそうと思って団結する。

 

⑤主人公は、「悪者は俺が倒す、あとは国で解決できるはず」

 

という戦いになるんですね。

 

 

普通に考えると、敵ボスは悪い奴だなー!やっつけよう!

そしたら解決するはず!!

 

ですが、今回はもう少し踏み込みましょう。

 

 

現代社会で例えるアラバスタ

今回、国民が怒っていたのはなぜでしょう。

 

まずは二点!

信頼していた政府の裏切り

今回は、国は人だと断言し、国民を第一にすると発言していた良い国王。

しかし裏では自分の私利私欲のために動いていたとなれば(海賊の罠だったけど)、

そりゃ反感を買いますよね。

 

今回は、政府は悪いことを実際にしてはいないけど、現代の日本では、本当に裏で何やってるかわかりませんからねー。

いいこと言ったのに、私利私欲で動いちゃやっぱりダメなんだなーと。

 

強い権力に操られる民衆

そして、本当に心が動いているのはきっとわずか。

あとは、詳しく知らないけど、大衆やメディアの煽りにまんまと騙されて動いているんだとうこと。

 

現代社会でも特に、我々はメディアに考え方や印象を左右されやすいです。

王女様のように、自分が動いて情報を取りに行くことで、表面的な情報に惑わされないようになりたいですね。

 

 

治水問題

最後に治水問題について触れます。

日本では馴染みはありませんが、世界には水が飲めなくて苦しむ人々がたくさんいます。

 

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引用:ワンピース

 

本当にこんな状況になるんでしょうね。

水を大切にしましょう、という軽やかなメッセージ。

 

 

一方で、水が豊かな日本の治水問題は、大雨による氾濫災害や津波による浸水ですよね。

水は多くても、少なくても災害につながり、高いところから低いところへ流れる水をどう扱うか、それこそが治水です。

 

昔の人々は、水が流れる川のそばに文明を築きました。

中華文明の黄河や、メソポタミア文明といえばチグリスユーフラテス川ですよね。

川=治水と人間の文明はセットなのです。

 

水をどう扱うかを考えたときに、人は知恵を手にして発展したんだと改めて考えさせられました。

作中でも、なんとこの国には世界三大兵器と呼ばれるものの存在がほのめかされています。

治水に頭を抱えた国ならではの発展ですね。

武力と科学も比例しますもんね。

 

アラバスタ編って実は人類の歴史そのもの、どう生きてどう進化するかという過程を書いてるような気がしてなりません!

 

まとめ

ワンピースは深い!!

ちなみに土木の水系の研究室の私は、先生に治水の話をしたらワンピース貸してくれと言われました笑