くんせいくんのラボ日記

現役国公立大の理系大学院生「くんせい君」が地味に書いてるブログ。理系学生にとって必要な学部・大学院への入学から学生生活・研究について、そして就職や進路に関する耳寄り情報や地元北海道の有料情報,趣味のサブカル・アウトドア情報や感想などを幅広く呟いていくブログ。

大谷翔平の凄さをを数字で比較する!!

このブログを運営している くんせい君@shimaenagalab)と申します.
北海道在住の燻製が大好きな大学院生で,
真面目に研究をする傍らで燻製をする日々を過ごしています.
 
私は小学校から高校まで野球部で今までにものすごい時間と気持ちを使ってきました.
(特に高校の時の監督は元プロ野球選手でした)
特に最近は,草野球に所属したり,セイバーメトリクスで遊んだり,
日本ハムファイターズのファンクラブに入ったりと,
ゆる〜く野球を楽しんでいます.

 

僕は日本ハムファイターズのファンです。

そして大谷翔平のファンでもあります。

 

日本ハムのエースにして日本球界のエース。

それだけでなく打者としても超一流です。

 

2016年度は投手と指名打者の両方でベストナインに、そしてパリーグMVPに選ばれた去年は二刀流の実現として一躍話題になりました。

そんな彼はなんとまだ22歳なんです!!(そう、僕と同い年)

 

まだまだ世間の

「大谷翔平?ああ二刀流の人?」

「実際どんくらいすごいのかわからなーい」

って方々に向けて、今日は大谷翔平のすごさを徹底的に、そしてわかりやすく解説するぜ!!

 

すごいところ①

投手として

まずはプロ野球の投手として成績がどれほどすごいのか、述べていく。

【大谷投手の年度別の成績】

2013年 3勝 0敗 防御率4.23

2014年 11勝 4敗 防御率2.61

2015年 15勝 5敗 防御率2.24

2016年 10勝 4敗 防御率1.86

となっており、コンスタントに二桁勝利をあげ、2失点程度に抑える投手であることが伺える。

 

参考までにスーパーエリートの現役メジャーリーガーと比較します。

【田中将大投手の4年間】

1年目 11勝 7敗 防御率3.82

2年目 9勝 7敗 防御率3.49

3年目 15勝 6敗 防御率2.33

4年目 11勝 6敗 防御率2.50

【ダルビッシュ有投手の4年間】

1年目 5勝 5敗 防御率3.53

2年目 12勝 5敗 防御率2.89

3年目 15勝 5敗 防御率1.82

4年目 16勝 4敗 防御率1.82

 

投手として日本で無双し世界でもトップクラスの選手と同レベルの結果を残していることがお分かりでしょうか。

 

ちなみに、この2選手が"無双"した時の成績がこちら

【田中将大投手無双Ver.】

2013年シーズン

24勝 0敗 防御率1.27

はい、敗けなし24勝の日本記録を立てチームを日本一に導いた年です。

「マー君、神の子、不思議な子」の通り登板すればチームは敗けない、文字通りそんな存在となり東北の復興を後押ししました。

ファンモンの「あとひとつ」が印象的です。

あとひとつ

あとひとつ

 

 

 

【ダルビッシュ有無双Ver.】

2007~2011年の5シーズン

この5年間ダルビッシュ投手は平均15勝以上をもたらし続け、防御率は2.00を超えていません。

さらにWHIPという1イニングあたりの平均出塁者数は1.00を切っています。

つまりこの5年間、彼が投げたイニングは基本的にランナーは出ず、2点取れば勝てるといった状況でした。

「一途に日本プロ野球界を盛り上げたい」言っていたものの、相手チームに「手加減して」と言われ、高みを目指してメジャーに挑戦した話は印象的です。

 

大谷翔平投手は、勝ち星や防御率といった成績が二人に劣らないだけではありません。

最速165km/hのストレートなどの日本記録の直球を持っていること、奪三振数/投球回が1を超え三振を取れる投手であること、通算勝率が.750を超え勝ち運に恵まれている投手であることなど、田中投手やダルビッシュ投手よりさらなる高みを目指せる大エースの素質を持っています。

 

すごいところ②

野手として

次に野手としてはどのくらいすごいのか述べていく。

大谷選手は、高卒1年目の開幕から野手としてスタメン出場しているため、実際のデータと共にフル出場したとした場合のデータ(単純な掛け算)も示します。

 

【大谷投手の年度別の成績】

2013年 77試合 打率.238 出塁率.284 長打率.376 3HR 20打点 45安打 4盗塁

2014年 87試合 打率.274 出塁率.338 長打率.505 10HR 31打点 58安打 1盗塁

2015年 70試合 打率.202 出塁率.252 長打率.376 5HR 17打点 22安打 1盗塁

2016年 104試合 打率.322 出塁率.416 長打率.588 22HR 67打点 104安打 7盗塁

 

試合数には投手だけの出場も含まれているので、打席数を上位打線でフル出場した場合の打席数の目安である600打席に変更した数字が以下です。(率系は同じなので省略)

【大谷翔平のフル出場した場合の数字】

2013年 打率.238  9HR 59打点 132安打 12盗塁

2014年 打率.274 26HR 80打点 149安打 3盗塁

2015年 打率.202 25HR 85打点 110安打 5盗塁

2016年 打率.322  35HR 105打点 163安打 11盗塁

 

つまりプロ4年目で100本塁打目前、500安打を達成していることになります。

ちなみに打率+長打率を表すOPSですが、大谷翔平が2016年度に出した1.004は非常に高く、同年のパリーグには1.000以上の選手はおらず、本塁打・打点の二冠の筒香嘉智選手、2年連続トリプルスリーの山田哲人選手しかいません。

 

さてさて、今回も日本の一流メジャーリーガーと比較します。

【イチロー選手の4年間の成績】

1年目 40試合 打率.253 出塁率.276 長打率.305 0HR 5打点 24安打 3盗塁

2年目 43試合 打率.188 出塁率.212 長打率.266 1HR 3打点 12安打 0盗塁

3年目 130試合 打率.385 出塁率.445 長打率.549 13HR 54打点 210安打 29盗塁

4年目 130試合 打率.342 出塁率.432 長打率.544 25HR 80打点 179安打 49盗塁

【松井選手の4年間の成績】

1年目 50試合 打率.223 出塁率.296 長打率.451 11HR 27打点 41安打 1盗塁

2年目 130試合 打率.294 出塁率.368 長打率.475 20HR 66打点 148安打 6盗塁

3年目 131試合 打率.283 出塁率.363 長打率.481 22HR 80打点 142安打 9盗塁

4年目 130試合 打率.314 出塁率.401 長打率.622 38HR 99打点 153安打 7盗塁

 

こうして打撃成績を見てみると、実はイチロー選手よりもいいスタートダッシュを切っており、松井秀喜選手以上のペースで成績を残しているのがわかります。

 

またそこから5年間ほどは様々なタイトル争いに関わっていることや、2017シーズンが開幕7試合で31打席11安打2HRの好スタートを切っており仮に継続すれば212安打39HR.423のペース、野手としてフル出場した場合も5年以内に夢のトリプルフォー(4割40本40盗塁)も見えていたかもしれない。

 

すごいところ③

男として

まず身長193cmという高身長。

さらにバケモノみたいな体型なのではなく、手足が長く、筋肉質という理想の体型

2chでも騒がれています。

gossip1.net

blog.livedoor.jp

いいですね、顔も爽やかですね。

イケメンです。

 

さらに男として、気になる年収は、、、

 

な、な、なんと270000000円!!!

 

そう、2017年度の年俸は2億7000万円。

年俸の推移はこちら。

(契約金1億円+出来高5000万円)

2013年 1500万円

2014年 3000万円

2015年 1億円

2016年 2億円

2017年 2億7000万円

 

単純に全て足すと、、、

 

な、な、なんと765000000円!!!

 

そう、すでにこの5年間で7億以上のお金を稼いでいます。(もちろんここから多くの所得税を払っていますが)

 

日本人の大卒平均生涯年収は、3億2000万円ですので、一般的な大卒社会人2人の人生以上稼いでいる可能性があるんです...!!

改めてプロ野球選手って夢のある仕事だなと感じつつも、ここまで記録にも記憶にも残る選手なのだから、当然だろうな〜とも思います。

 

グハァ〜。すごいな〜、メジャーにいったらもっと稼ぐんだろうな〜。

 

と、まあものすごい勢いで大谷翔平がどのくらいすごいのか、主にメジャーリーガーとの比較で検討して見ました。

 

そう、何が言いたいかというと、今年10連敗を喫してしまった日本ハムの逆転Vには君が必要だ〜〜〜〜!!

 

というより、全国の、いや世界の野球ファンは君のプレーを見たがっている〜〜〜!!

 

今年も新たな大谷翔平伝説を期待して。

それじゃ、バイバ〜イ。