本日のテーマは、大学での部活動についてです。
僕は大学4年間を体育会系の部活で過ごしてきました。
大学時代一番時間とお金を注いだことだと思いますし、この部活を通してたくさんの経験や人脈ができたと思っています。
そして就職活動では、倍率500倍の超人気企業に内定のほか受けた企業のうち80%の内定率でした。
僕だけでなく、部活のメンバーの多くが志望した業界や人気企業に行っています。
もちろん、新卒で就職することが正義だとも、大企業に就職することが成功だとも思いませんが、大学での体育会系部活がどうして就活でこんなに強いのか、実体験から感じたことをまとめました!
体育会系が就活で有利な理由から考える部活に入るメリット
実際に自分が感じた、体育会系部活のメリットを紹介します。
体育会系とは
体育会系と一口に言っても、大学には小さなサークルから看板部活まで様々だと思います。
今回、体育会系と名付けるのは、大学で公認されている部活に所属する大学生のことをさします。
基本的に、同じスポーツの団体があったら、部活が一番スポーツに取り組んでいると考えたからです。
就活なので、特に体育推薦以外での受験の人の方が当てはまると思います。
体育会系の4年間
体育会系の4年間は、いわゆる4年目の夏から秋ころまで現役であることが多いです。
4年生がだいたい指揮をとり部活を引っ張って行きます。
この4年生の最後の学年の大会で活躍することや、チームがと良くなることを目標にしていることが多いでしょう。
一般的に、1、2年生は下積み時代であることが多く、よほどの実力者や小規模部活、個人競技でない限りなかなか試合や大会を楽しむことはできないかもしれません。
そして、その経験や下積身を経て3年生からは試合に出る人が増え、4年生は自分の代となります。
もちろん実力主義であることが多いですが、上級生が権力を持つあたりは一般企業(特に大企業)の社風と似ていますよね〜。
体育会系の1年間
ではでは、体育会系の1年間はどうなるでしょう。
体育会系は、大会での活躍が目標になることが多いです。
特に全国大会につながるインカレを目標にするところが多く、就活でもインカレ出場は「おっ」と思ってもらえます。
そして前述した通り、4年生が指揮をとるということは、1年間単位で部活が計画を立て動いていくことが多いです。
つまり1年間というスパンで、大会に向けての練習と結果というものがあるのが普通です。
個人単位で4年間の流れがあり、チーム単位で1年間の計画がある。
この辺も特徴ですね。
体育会系の1日
もっと細かく体育会系の1日を考えると、 高校の部活とは違う印象を受けるでしょう。
高校とは違い、授業や研究室は人によって時間が様々です。
また勉強をしなくては単位が取れませんし、仕送りや奨学金がない人はバイトをしなくてはいけません。
よって高校のように毎日の放課後のようなことは(部活の特待生以外は)できません。
基本的には割り振られた時間の中で練習を行い、練習と同じくらいの筋トレやミーティングを行うことがあるのが大学の部活の特徴です。
ある意味、部活の練習だけをやっているような部活は、大学の部活としてかなりレベルは低いと思います。
それだけ、大学部活での筋トレやミーティングは重要なのです。
これらは、後ほど述べます。
1日単位で考えると、部活ある日は、授業と夕方に部活、ない日は授業と放課後にバイト、朝の時間や空きコマを利用して筋トレをする、みたいな人が多いでしょう。
体育会系の就活
それでは、体育会の就活はどのような感じになるでしょう。
まず4年生まで現役でやることが多いため、1,2年生からインターンに行ったり、3年の早いうちからびっちり就活をする人は少なめです。
少し遅れてスタートし、そこから驚異の追い上げと内定率を誇るのが体育会系の特徴です。
確かに長期インターンやサマーインターンにゴリゴリ参加している体育会系がいたとしたら、本当に部活ちゃんとやってる??って思いますよね。
一方で、それを両立できれば体育会系の強さと、ビジネス観や就活準備の兼ね備えた学生になりそうですね。
体育会系のメリット
それでは実際に体育会系部活のメリットを紹介します。
これは就活強い理由を考えた時のメリットです。
圧倒的な体力を持っている
まずはコチラ。
体育会系に所属している人は、基本的な体力ちとして他の学生よりも高いでしょう。
そりゃ、20さいを超えても定期的に運動して計画的に筋トレしているのでそうでしょう。
鍛えてる人とそうでない人では、仕事のできは違ってくる。
それは、この本を読んで納得しています。
上下社会での生き方を知っている
次に上下社会でのいい関係の上手い生き方を知っていることです。
上下関係がしっかりしていたり、いわゆる体育会系の会社は少なくないと言われています。
例えば例を挙げるならば、先輩は後輩におごり、可愛がります。
それでも誰にでもそうするかといえば、そうではありません。
やはり人は選びます。
多くの人は、部活での才能があり伸ばしたいと思っていたり、付いてきてくれて尊敬してくれるなど、自分にメリットがあり、後輩に価値があると判断した場合におごります。
つまり後輩は、先輩に対して「先輩だから奢られる」のではなくて「自分という価値の対価として奢ってもらう」という意識が自然と出てきます。
そして先輩にしてもらったことは、次の後輩に自分がしてあげる。
こういう循環によって体育会系は成り立っています。
そしてこの関係を学生時代に理解できるのが体育会系と言っていいでしょう。
最後までやりきる力を持っている
やりきる力を持っているのは確かですね。
そりゃ途中で辞めた人より部活を最後まで続けた人は、やりきる力を持っているんだろうなと思いますよね。
ベストセラー になったグリッドもやり抜く力に関する本でしょうね。
部活をやっている人だけがやり抜ける人ではありませんが、やり抜く力を簡単に証明できるのが体育会系の部活でしょうね。
OBGとの人脈がある
大きいメリットは、OBGとの人脈ですね。
大学のOBはそのまま社会人になることが多く、部活に対する金銭的援助や、就活でも貢献してくれています。
かねてより体育会系の就活の強さがあるため、行きたい企業にはすでに先輩がいることが多く、OB訪問がスムーズにできます。
自分の部活のOBならコンタクトも取りやすく、話しやすかったり理解度も高く相談しやすいのはお分かりでしょう。
もちろん、お礼として報告をしたり別の機会にしっかり対応したり、自分の後輩にも同じことをやってあげるというのが体育会系のいい文化ですね。
会話のきっかけになりやすい
さらに共通の趣味を持った人事との会話が弾みます。
体育会系のスポーツは多くの大学にあることが多く、野球などの場合はほぼ全員が最低限の知識を持っているため会話の最初に困ることはありません。
一方で、マイナースポーツの場合は、そのスポーツの説明をすることがアイスブレイクになり話し方を見てもらえるポイントになります。
とにかく会話を弾ませると、その後の応対は楽になるので重要でしょう。
自分たちで組織を運営したことがある
さらに、ここで前半に書いたミーティングや筋トレがきます。
大学の部活は高校の部活と比較すると、学生での運営が明らかに進んでいます。
大学4年生を中心として部活の運営方針をその都度見直したり、練習計画やトレーニング計画を時に外部に相談しながら進めるでしょう。
試合の広報活動や、部活の運営や備品、部費管理も学生の運営で行うため、学生にいながら小さな会社とまでは行かずとも社会を経験することができ、本気で好きなことに対して同世代と議論する機会というのは社会人になったら少ないのではないでしょうか。
お金や時間の使い方を選んでいる
最後にお金や時間の使い方を選んでいる点でしょう。
もちろん、飲み会や遠征も多いのが体育会系の宿命ではあると感じていますが、部活に入っていない大学生も服や飲み会、旅行にお金はどんどん消えて行きます。
それなら目標を持って取り組んで、そこに重点的にお金と時間を投資している大学生の方が魅力的ではないでしょうか??
そしてそれに18歳という若さで決断できることは素晴らしいことでしょう。
まとめ
大学に入って体育会系の部活に入ることは遊べる大学生活の中で、時間とお金を使う勇気ある決断である。
その環境の中で、4年間を過ごしたことは社会の基礎になりうるし、比較的に就活では気に入られがち。
ぜひ、みなさん、部活に入りましょう!!