先日参加した文部科学大臣賞を受賞したある大学教授の講演会でものすごく腑に落ちた話がありました。
そしてなんと昨日一緒に燻製をしたプロ無職のるってぃさん。
教授の講演会は、もちろん専門分野での話もかなり興味深いものでしたが、話から感じた全人類伝えるべき大事なスタンスがあると感じました。
そして昨日、一緒に燻製をしたるってぃさんも同じスタンスの部分もあるんだな、と感じたことを記事にします。
「文部科学大臣賞受賞した教授」と「無職のるってぃ」の共通点を感じた話
文部科学大臣賞を受賞した大学教授の講演会で感じたこと、プロ無職のるってぃさんと話して感じたこと。
ここに共通点を見つけ、これは見習うべきだと感じたことを書きました。
文部科学大大臣賞受賞教授の講演会
今回の講演会は、文部科学大臣賞を受賞した大学教授が母校のある北海道での講演会をしてくださるということで、研究室のみんなで聴講しにいきました。
専門的な話が中心の中で、きっと誰にでも当てはまることだろうな、今後社会人になるに当たってこのメッセージは非常に大事にしたいな、と感じることもありました。
文部科学大臣賞
今回の講演をしていた教授は何と言っても文部科学大臣賞を受賞した圧倒的説得力があります。
文部科学大臣賞って実際なんなの??って人のために、一応サクッとウィキの引用を貼っておきましたよ。
文部科学大臣賞は、日本国内において様々な分野で顕著な活躍或いは成果を挙げた個人又は団体に対し、文部科学大臣の名により授与する賞のこと。
とのことなので、文部科学大臣賞を受賞した教授って要は研究で成果を残してそれは国全体で見ても素晴らしい成果だと讃えられたってことですよね。
専門的な研究が実を結び、自分の分野内だけでなく国家から表彰されるってものすごいことですよね。
そりゃしっくりくるはずです。
内容は専門分野
今回は関係者向けの講演会だったため、基本的にはがっつりの専門の話。
さらに僕らの分野は非常に政策とも関わりが深いため、自分たちの研究結果を生かしたうえで、どういった政策を取るべきかまで提案することが必要になってきます。
つまり、この分野の全ての研究が我々の生活に関わり、より豊かな生活に繋がって行くのです。
もちろんこれを意識していない教授や学生も多いのが現状で、そういった姿を見た優秀な学生が、アカデミックからビジネスの分野へと進む人が多いのでしょう。
実際に僕もそうでしたが、研究を1年間やってみて、本気で関わっている人たちを間近でみて、その印象が変わりました。
それが、結局は自分の進路変更に落ち着いたのでしょうね。
詳しくは自己紹介を。
教授から感じたメッセージ
では実際に教授が講演会の中、あるいは質疑応答の中で話していたことのうち、ものすごく印象深くかつ若い世代からどんどん実行すべきだな、と思ったことを三つに絞りました。
現場から学ぶ
まず一つ目が、現場から学ぶこと。
先ほど、政策に密接に関わる研究分野といった話をしましたが、政策を進めるに当たって大事なのは現場の様子や声。
政治家は実際に、政治を行うのでそこに提案する専門家がいかに現場をみて、机上の空論だけではなく、現実的に必要な話ができるか。
これは確かに研究において重要なことだと思います。
我々の生活に対してどう貢献できるかを考えると、視野や視座といったものが変わって来ます。
あれだけえらい教授になってもなお、現場をしっかり見ている教授の考え方はさすがだと感じました。
ニーズを感じ取る
次にニーズを感じ取ること。
今回来た教授は様々な場所で講義や講演をおこなうそうですが、その地域や相手によって内容や表現、時間配分を変えているとのこと。
今回は北海道の専門分野の人を対象にした講演会だったので、実際に昨年度北海道で起きた問題にふれ、質疑応答の時間のほぼ全てをそこに使っていました。
どこかに言って話をするときは、相手のニーズを事前に予測し、構成、調整することは大切なことですね。
責任を持ったアウトプット
最後に責任を持ったアウトプット。
研究者である以上、成果は論文で語ります。
この成果を自分の名前を使ってしっかり書き世間に出すことで、責任を持ち自分の意見をしっかり提案することに繋がっているそうです。
これは、どんな発言に対しても僕らも責任を持つべきだし、責任を伴った発言には重みが生じ、より考える時間が増えることで思考力を増すでしょう。
るってぃさんから感じた同様のメッセージ
現場から学ぶ
研究以外にも適応できて、インターネットやSNSに情報がまみれているこの時代だからこそ、現場感覚は大事にすべきです。
もちろん幅広く、世間全体の様子を捉えることは大事です。
しかし本当に大事なこと、理想形は、一次情報を自ら仕入れることだと思います。
現場に直接いき、自分の目で肌で感じて、そこから自分なりの解釈が必要です。
るってぃさんは、クラウドファンディングでヨーロッパの一次情報を自ら仕入れてくるクラウドファンディングに挑戦中です。
行動力や感性、思考力によってこの現場視点というのを濃密度で実行している1人だと思います。
ニーズを感じ取る
同じくこの働き方の多様性が少しずつ広まり認められつつあるこの日本に、未来の働き方をしているであろう国や会社、地域、人を訪れその様子を聞きたい人はたくさんいるでしょう。
その働き方に興味のある若年層に対してのニーズへの理解も素晴らしく、リターンの種類の豊富さや、そのリターンに対して即日で自己分析をしているあたり、ニーズの把握力に脱帽です。
責任を持ったアウトプット
ブログの良さとして、本の出版や論文と違い、いつでも書き換え、リライトできるのがブログの魅力の一つでしょう。
もちろんこのメリットは生かし、自分でガンガン発信していくことは大切です。
しかし結局は、自分の信用を稼ぎ、マネタイズあるいは次の事業へと移っていきます。
したがって、自分の名前や情報がりながらの、責任を持ったアウトプットも非常に大事でしょう。
まとめ
教授と無職、それぞれに共通している事項が、現場意識、ニーズ把握、アウトプットこの3点でしょう。
意識し、さらに飛躍の年になりますように。