今日は就職活動に関連する記事です!
就活生、これからインターンをしようかと思っている人に送るESの書き方です。
「ES 書き方」なんかでググると無数に出て来るESのテンプレやコツが載っていますが、正直どれも同じようなことしか書いてません。
今回は、倍率500倍の有名企業に内定した屯田兵が、自己分析や企業研究が同時にできて面談・面接と進んでも対応できるESの書き方を紹介します。
500倍を突破した内定者が語る!説得力があるESのたった2つの特徴!
著者の就活歴
まずは筆者の就活歴について簡単にご説明をします。
いわゆる就活を始めたのは大学3年の夏、地方だとすこ〜し早いってくらいでした。
一方で、ぼんやりと自分のことや将来のことは日頃から考えていたり、インターンには部活の関係で行っていなかったりしていました。
インターン先は、生命保険、まちづくり会社、地方新聞社。
3年秋から冬にかけて行っていました。
内定先は、日系大手IT、地元メディア、外資系コンサル、大手金融。
早いもので4年4月、遅くて6月上旬です。
5社受けて4社受かったので、かなりコスパいい方で卒業直前まで迷った日系大手ITが倍率500倍でした。
就活の流れ
一般的な就活の流れは、こんな感じでしょうか。
大学1〜3年夏:インターンなど
大学3年夏以降:インターン行く人急増、本格化。
大学3年冬:ベンチャーの採用活動開始、経団連はインターンからの特別枠で水面下で動き始める。
大学3年3月:説明会解禁と同時に接触急増。面談や座談会という名の採用活動が開始。この時期からESの提出もスタート。この時期に多くの企業は、ある程度内定者を絞る。
大学4年6月:面接解禁と同時に最終面接あるいは本格面接スタート。
う〜ん、やはり個人差や業界差があるのでなかなか一概には言えませんが、各企業には最速ルートなるものがあって、そこに乗っちゃえばポンポンと進んで行くことでしょう。
ほとんどの企業であるのは、ES、テスト、面接、面談なので、テスト以外の3つの特徴がそれぞれあるので、全てで統一性があってしっかり話したいですよね。
まずはその3つの特徴から。
ES(紙やWebで登録するやつ)
エントリーシートですね。
多くの場合は、エントリーするときに提出します。
履歴書+企業からの質問に回答ってイメージですね。
テストと合わせこの時点での足切りのほか、この後の面接や面談で、質問の材料にするために使うものです。
僕の場合は先に面談や面接が進むケースが多く、ESを後から出すことや出さない場合もしばしばありました。笑
面談(カフェとかで話すやつ)
次に面談ですね。
リクルーターによる面談はリク面と呼ばれたり、会社主催のOB訪問会といった名前で呼ばれたり、複数の学生と話す座談会と言われるものだったりと形は様々です。
経団連所属の企業は、6月1日まで面接ができないため、上記のような名前の面談で接触してくることが多いです。
穏やかな雰囲気で、色々なことを聞かれますが、ほぼほぼ間違いなく選考に関わっていると思っていいでしょう!
いい人は「別の人にも会ってほしくて〜」「いい人を紹介したくて〜」と電話などで言われます。
とりあえず面談はクリアと思っていいでしょう。
そしてここからの受け答えの情報はメモされていて、次の面談相手に共有されていることがほとんどですので、どんなことを話したか復習してきましょう。
面接(カチッとしたやつ)
最後に、面接。
言わずもがなですが、比較的カチッとしていて緊張感がある場合が多いですね。
とは言え、業界や会社によっては最終面接までは優しくアットホームな感じですることが多いみたいなので、気負う必要はありませんよ。
変な言葉遣いになるくらいなら、敬語さえ使えば少し砕けても大丈夫!
面接に関しても、今後紹介していきます。
それぞれの違い、わかりましたか??
ESの書き方のコツ
いよいよ説得力があるESを書く2つのツボを紹介します!
①リアルなストーリーをイメージする
大事なことの一つ目は、「リアルなストーリーをイメージすること」です。
よく就活本や就活サイトなどで自己PRは、
現状→課題点→方法→結果→学び
なんか書いてることが多いですが、こんなありきたりな書き方が果たして心に響くのでしょうか。
もちろん各ステップでの課題点や方法、結果などを整理しておくことで、わかりやすい構造になるかもしれませんが、結局ただの過去のアピールになって「それで?」で終わってしまうようなものになりかねません。
ESを書く上でわかりやすい構造で書くのは最後でいいんです。
まず大事なことは自分の中のストーリーをしっかり理解することです。
「自分はなぜそうしたんだろう」
「何が心を動かしたんだろう」
「何が好きだったんだろう」
「そのとき何を感じたんだろう」
自分が何かをするのには、きっと考えや感情があるはずです。
その考えや感情を掘り下げていき、時系列に並べていくことで自分の中の唯一無二の軸が出来上がっているでしょう。
そして、このストーリーの把握は面接や面談でも効いてきます。
歴史の勉強をするとき、一問一答しかしてないと知らない問題に答えられませんが、歴史の背景や流れなど全体像を把握しておくことで、どんな問題にも対応できますよね。
就活も同様に、自分の志望動機やPRのような一問一答ではなく、ストーリーとして人生の環境や流れ、考え方を理解しておくことで、どんな質問にも素直に統一感を持って答えることができます。
②自己PRと志望理由は逆に考える
二つ目は、自己PRと志望理由は逆に考えてみることです。
この二つはどんな企業を受けるときにも聞かれるであろう質問ですが、これをそれぞれバラバラに考えてはいませんか。
志望理由は、志望企業の話をつらつら。
自己PRは、自分の話をつらつら。
でもでもよく考えてみてください。
これって何もオリジナリティないんです!
志望理由が会社のことしか書いてないなら、誰が受けても書けるじゃないですか。
自己PRが自分のことしか書いてないなら、どこの企業にも書けるじゃないですか。
つまり、ただのコピペのようなどこにでもあるESになりやすいんです!
じゃあどうするか、それぞれ逆を意識して書けばいいんです!
志望動機は、会社の特徴ありきで何が自分に魅力なのか
自己PRは、自分の特徴ありきで何が会社に合うのか。
例えば、まちづくりにも関わる鉄道会社を受けるとします。
どっちが説得力あるでしょう。
例①
志望理由:まちづくりに興味があり、他の鉄道会社に比べまちづくりに力を入れている御社が魅力的。
自己PR:居酒屋のアルバイトで売り上げ目標を立て、おすすめ商品を共有することで客単価を増やした。
例②
志望理由:鉄道を中心にまちづくりを行うことで、インフラに彩りをもたらしている。当たり前から+αを求める姿勢が自分に合う。
自己PR:居酒屋では隠れたニーズを引き出し売上に貢献した。すでにあるものから創造し発展させる仕事がしたい。
同じ大学生活を歩み、同じ企業を同じ理由しているにも関わらず②の方が説得力がありませんか??
志望理由で自分があなたを選ぶ理由を書き、
自己PRであなたが自分を選ぶべき理由を書くことを意識しましょう!
まとめ
ESは就活の中で、基本となる大事なコンテンツ。
単純にESそのものが通るかより、自分と企業の理解のツールとして考えましょう。
自分を物語化して理解して、志望とPRはリンクさせることが大事!!
それでは、また別のテーマで。