こんにちは,くんせい君です!
今日は『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』
を読んだ感想をお伝えします.
【書評】フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
今回紹介する書籍は,
堀内都喜子さんが書いた
『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』という書籍です.
これは,フィンランド人の働き方や生き方
に関して書かれた本で,
「豊かな生き方について知りたい!」
「フィンランド式サウナに興味がある!」
「働き方に悩みがある!」
という人にぜひ読んで欲しい本でした.
本の紹介
まずは書籍の紹介です.
タイトル フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
- 有休消化100%
- 1人あたりのGDP 日本の1.25倍
- 在宅勤務3割
などなど,魅力的と思われるであろう
効率的な働き方を示すような具体的な数字が並んでいます.
著者 堀内都喜子
本の内容
それでは,本書に書かれている内容について,
あらすじと重要なポイント,
そして私自身の気づきについてお伝えしますね.
あらすじ
- フィンランドはなぜ幸福度1位なのか
- フィンランドの効率の良い働き方
- フィンランドの心地いい働き方
- フィンランドの上手な休み方
- フィンランドのシンプルな考え方
- フィンランドの貪欲な学び方
以上のように,フィンランドという国柄が
日本と比べていかに,効率よく心地よく働き,
休み方を含めて,シンプルに健やかに,そして学びながら生きているかを紹介するような本になっています.
特に近年,話題になっているフィンランド式のサウナですが,
これは特に第4章の「フィンランドの上手な休み方」に詳しく描かれています.
特にサウナ人口は9割と言われており,
寒い地域ですが,サウナで体を温め,
水風呂の代わりに湖や雪で体を冷やして,
外気浴などによって休憩する,そんなスタイルや
サウナストーンに水をかけるロウリュという入浴方法についても触れられています.
大事なポイント・学び
さて、その中で私が特に大事だな,面白いなと思った点を紹介します!
大事なポイントは以下の3点です!
- 場所や立場にとらわれない柔軟な働き方
- 強く生きるために持つべきシス
- 仕事も家庭も自分も総取りにする貪欲さ
1.場所や立場にとらわれない柔軟な働き方
まずは,場所や立場に囚われることをやめましょう.
例えば,
「どこかにいないと働けない」
「だれじゃないとしてはいけない」
こうした考えを今すぐにやめるべきです.
「どこで働いてもいい」
「だれがやってもいい」
そう考えるだけで,効率よく,快適にできてしまうこと
たくさんありますよね.
まさにそんな働き方を目指しましょう.
まさに今は,新型コロナウイルスの影響で在宅ワークが一般的になりました.
どこでやってもいい時代はあと少しでしょうか.
さらにAIの進化によって,誰でもできる仕事はなくなりつつあります.
だれもやらなくていい時代まで,こちらもあと少しでしょうか.
2.強く生きるために持つべきシス
次に,持つべきものはシスです.
シスとは,フィンランド後でガッツのようなものを意味し,
困難なことでも成し遂げる力,
最後までやり遂げる力を指すような言葉です.
フィンランド人は,あまり言葉に出さないまま
強い忍耐力で物事を成し遂げるのがある種の美徳とされているようで,
場所や人にとらわれない働き方の中でも,
自分を強く持ち成果を出せるのは,こういった側面があるからでしょうか.
3.仕事も家庭も自分も総取りにする貪欲さ
さて,最後は貪欲さです.