こんにちは,くんせい君です.
今日も面白いな〜と思った漫画について紹介していきます!!
マンガって日本の大事な文化だと思います。
特に、近年その盛り上がりは凄まじく、出版不況と言われているこの時代でも様々な形で発展を続けています。
僕は、小学生の頃よりジャンプっ子で、現在に至るまで昔の漫画から現代のマンガ、少女マンガから青年マンガまで幅広く読んで生きてきたつもりです。
そんな中、最近読んだ『異世界居酒屋のぶ』に衝撃を受けました。
まさに現代を象徴するようなマンガだと思います。
異世界居酒屋のぶのココがすごい!
あらすじはこちら。
とある帝国の古都にある居酒屋「のぶ」。本来は日本でシャッター通りと言われるほど寂れた商店街の一角にあるはずの店だが、なぜか表の入り口が古都につながっている。その「のぶ」には異世界のさまざまな人物が訪れ、店内で、また時には店外で、さまざまな出来事が起きていく。
なぜすごいか、何が現代マンガを象徴しているのか、5つに絞って紹介します。
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日常にスポットライトを当てている
最近のマンガで多いのが、日常の中にスポットライトを当てるもの。
特にマンガがオタクのもの、子供のものではなく、老若男女誰もが楽しめるコンテンツへと進化していったため、日々の生活の一部や現代社会にスポットライトを当てたマンガが増えて来ています。
他に衝撃を受けたものでいうと、社会保障制度にスポットライトを当てた『健康で文化的な最低限度の生活』
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半分現実的、半分ファンタジー
これもすごい!ファンタジー一色のバトル漫画や、日常を表すようなギャグ漫画やハウツー漫画との組み合わせ、居酒屋に通う社会人と昔のヨーロッパと繋がっているという設定。アツイです。
他のものでいうと、『デスノート』とかですかね。「ノートに名前を書かれた人は死ぬ」以外は全くの現実ですから。
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絵がめちゃくちゃ綺麗
これも最近のマンガのすごいところです。
昔のマンガに比べ、絵のうまさが格段に上がっています。
リアルな漫画も描きやすいでしょう。上記の『デスノート』なんかもそうですが、『ダイヤのA』も野球漫画に今までなかった絵の綺麗さです!
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日本の伝統を学べる
そう、マンガは日本の文化。
日本発信で、日本の文化を学べるような漫画は国際的に受け入れられやすいのではないでしょうか。王道ですが、忍者漫画の『NARUTO』なんかその最高峰ですし、入浴漫画の『テルマエロマエ』も全体的に同じ印象ですね!
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アマチュア作家によるネット発信
SNS時代をまさに象徴するのが、SNSやネット発信でプロではなく学生や社会人などのアマチュアスタートの作家さんです。
この作者・蝉川夏哉さんは、会社員の傍で小説を書いて、小説投稿サイト「小説家になろう!」への投稿がきっかけでデビューしています。
マンガではありませんが、ジャスティンビーバーもYouTube発信なのは有名ですね。
デジタル漫画発信だと『ちちこぐさ』がお気に入りです。
まとめ
この『異世界居酒屋のぶ』の何がすごいかというと、
- 会社員が働く傍でネットに投稿したことから始まったということ!
- そこにキャラクターデザインなど、プロの腕が入ることにより、ものすごく見やすい絵柄になっていること。
- 日本の文化であるマンガとして世界に自慢できるような、和食をテーマに扱っているということ
- リアルな世界観の中に、一点だけファンタジー要素を加えることでオリジナリティが出ていること
- 「トリアエズナマ」に代表されるような、現代社会で働く社会人の共感を呼びやすい日常にスポットライトを当てた設定であること
となっています!
ぜひ、読んでください!
原作小説はこちら。
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