こんばんは,新年が始まり1ヶ月が経過しました.
みなさんはこの1ヶ月で何かをなし得ましたか??
まだ何もできてない人向けに,効果的な目標設定の方法を教えます!
多くの人は「あっ、やべ、まだ何もやってないや…気付けば1ヶ月経ってた…」状態だと思います。
心配しなくて大丈夫ですよ!
今年はあと11ヶ月あるので、まだまだ挽回の余地があります!
ただし、やみくもに過ごしていても時間はどんどん過ぎ去っていくもの...
そこで今回は、時間を無駄にしないためのゴール(目標)設定の方法をお伝えします。
【SMARTモデル】人生を無駄にしない正しいゴールの設定方法
我々人間の人生は限られているので、生きている時間は限られているということですよね。
つまり人は皆、死に向かって進んでいるので、生きていることは命を消費しているということです。
そんな大切な命をよりよく使うため、適切なゴールを設定しましょう。
ゴールとは
「そもそもゴールって何!?マリオカートか何か?」って人、実は多いんじゃないですかね。
日本人なら「目標」と言われるとピンと来るけど,「ゴール」って言われてもイマイチなぁ...と思いますよね!
そこでとりあえず広辞苑で調べると以下のように書いてます。
①決勝線。決勝点。「―に入る」
②サッカー・ラグビー・バスケット‐ボール・ホッケーなどで、そこに球が入れば得点となる所定の一区画。また、球がそこに入って得点すること。「―が決まる」
③目的。目標。終着点。「長かった作業も―まぢかだ」
④ゴール‐インの略。
この場合だと③の目的。目標。終着点。になりますね。
なんだかイマイチぼやっとしているのですが、これでいいんです!!
これが日本語で、「目的」や「目標」となると、「目的と目標は違う!」
「目的に向けて立てるのが目標だ!」
とか、うるさいおじさんがたくさん出てくるので、無視です。
Goalでいいんです!
なんとなく、目的か目標かわからないけど、自分が目指すところ、なりたい自分っていう意味です。
ゴールの設定をしよう
ゴールがとにかく目指すものであることがわかった以上、そのゴールを正しく設定しましょう。
ゴールが正しくないと、遠回りするだけならまだしも、全然違うところに行き着く可能性がありますからね。
ゴール設定は大事です。
さらにゴールは振り返ることも大事なので、振り返りやすいように(自分でも、他人にやってもらうもよし)、ある程度のフレームワークが必要ですよね。
今日はそんなゴール設定のフレームワークを一つ紹介しましょう。
それがSMARTモデルです!
SMARTモデルとは
みなさんはSMARTモデルと聞いたことがありますか??
僕はこのモデルをコーチング講習で聞きましたが、ビジネスでも広く使われているそうです。
提唱者はどうやらジョージ・T・ドランという方のようで、SMARTの各アルファベットを頭文字とするポイントに注意しながら目標設定をすると、良い目標になるだろうというものです。
頭文字とする単語の選び方には諸説あるので、僕が好きな一例をご紹介します。
5つの要素を少しずつ混ぜてより良い目標を作ってみますね!
Specific
一文字目は、Specific
これは、具体性ですね。
目標を立てる時、具体的である必要があります。
良い例:論文を投稿する
悪い例:研究成果を上げる
上だと、論文を書けば良いのだな、と具体的なアクションが少なくとも分かりますが、下では「で、何をやるの?」となります。
とりあえず、少し混ぜて、
「研究成果を上げ、論文を投稿する」
にしておきましょうか。
Measurable
二文字目は、Measurable
これは、測定可能ですね。
目標を立てる上で、具体的なアクションが見えましたが、そこに測定可能性を見出すために、さらに結果の判断基準を設ける必要があります。
良い例:国際ジャーナルに一本投稿する
悪い例;研究成果を挙げて論文にする
これで、どういう論文をどのくらい投稿すれば良いのか見えてきましたね。
悪い例だと、論文書くのはわかった、でもどこに?になります。
「研究成果を挙げ、国際ジャーナルに一本投稿する」
Achievable
三文字目はAchievable
これは、達成可能性です。
目標を立てる上で、それが本当に達成可能かどうかは大事です。
特に届きそう、やれば届くだろう。
最低限のラインをここにするって気持ちが大事ですよね
良い例:「現在の研究成果を深め、投稿する」
悪い例:「新しい研究で成果を上げ、投稿する」
自分が達成可能なのは、今の分野です。
それをもう一度はっきりさせることで、より
良い目標になるでしょう。
「現在の研究を深め、国際ジャーナルに一本投稿する」
Reasonable
四文字目は、Reasonable
これは、合理的であること。
言い換えるならば、動機付けがしっかりしていることでしょうか。
これを成し遂げることは、本当に自分がやりたいことなのか、というのをしっかり自分で納得できてる必要があります。
したがって、ここに合理性、動機付けが求められるのです。
良い例:「研究者としての価値を高め奨学金を勝ち取るため、論文を投稿する」
悪い例:「推薦で大企業に就職するため、論文を投稿する」
これは、どちらも間違いではないですが、僕の動機付けは前者です。
自分が研究者になるべく、論文で価値を高める。
そして、価値を高めることで、奨学金や研究費をもらい生活・研究できる環境を作るのが目的です。
「研究者としての価値を高め奨学金を勝ち取るため、現在の研究を深め、国際ジャーナルに一本投稿する」
Time limit
五文字目は、二単語ですがTime Limitです。
これは誰もがわかると思いますが、時間制限です。
良い目標には時間制限が不可欠です。
良い例:「2019年内に、論文を投稿する」
悪い例:「研究成果が上がり次第、論文を投稿する」
これは、比較のしようがないですね。
明らかに、機嫌設定は必要です。
まとめ
以上の要点をまとめた僕の研究のGoalはこうなりました!!
「研究者としての価値を高めるため、現在の研究を深め、年内に国際ジャーナルを一本投稿する」
良いゴールですね、みなさんもSMARTモデルを用いてぜひ質の高いゴール設定をしてみてくださいね!