このブログを運営している くんせい君(@shimaenagalab)と申します.
北海道在住の燻製が大好きな大学院生で,
真面目に研究をする傍らで燻製をする日々を過ごしていますが,
元書店員ということもあり,年間100冊ほど本を読んでいます.
(漫画も大好きで常に1000冊以上は本棚にあります)
決してオシャレなわけではないが、私は高校時代よりメンズノンノを毎月購読している。
最新ファッションをチェックするというよりは、若者の嗜好やサブカル情報などになんとなく触れていたり、自分は買わないような高価な服から色やサイズ感のイメージだけを手に入れるために使っている。
その中で、ある小説が紹介されていた。
『島は僕らと』
たしか舞台は瀬戸内海の小さな島。
そこに住む4人の高校生男女が互いの青春と共にある事件を巡って話が進んでいく。
美しい描写と分かりやすい表現に僕は魅了された。
また生まれてこのかた札幌で生活をする私にとって、島に住んでフェリーで通う高校生の感覚に触れることが新鮮だった。
それ以来、今まで抱いていた島や田舎に対する興味が爆発し、時間があれば島や田舎が舞台の作品に目を通していた。
そして、本作品を書いた小説家の他の作品を次々と買ってきて読み漁った。
いや、実を言うとまだ読んでいないものもある。
そうか、今読みたいのは当時買ったその本たちだ。
その作家の名は、
辻村深月