こんにちは.くんせい君(@shimaenagalab)です.
北海道に住んでる1年目の研究者です.
今日は「研究者として1年目が終わった」ことについて書いてみます.
本日の記事の構成は以下の通りです.
はじめに
最近の状況
さて,この記事を書いてる2024年3月30日は土曜日でして,昨日で令和5年度の出勤が終了したわけです.
私はちょうど1年前に働き出したので,ようやく研究者として1年経ったということですね.
実は来週中に仕上げないといけない論文がありまして,今日は大学の研究室に行って研究を進めていましたが,ちょっと疲れたこともあり気分転換でいつもの如く札幌駅のスターバックスにやってきました.
今日のテーマにしたわけ
うん,なんかこう気軽に文章を書きたいという気持ちはあるんです.
でもね,なんか知り合いに見られるかもと考えると,なかなか筆が進まないんですな.
微妙に恥を捨てきれない自分がいるので,とりあえず誰も見ていない(少なくともリアルの知り合いにはバレていないはずの)このブログでこれからしばらく色々と書いてみようかと思いました.
そう考えると今日はちょうど1年が終わった日なので,このテーマにするしかないじゃないですか.
それはどうなるかわかりませんが,行ってみましょう.
今日の問い
はい,今日の問いは「この1年どうだった?」です.
どう?と言われても一言で表すのは難しいので,とりあえず状況を整理してみましょうか.
状況の整理をしてみる
まずは4月,働き始めました
確かね初出勤の直前の週末,女子ラクロスの後輩と飲みに行き,妻を悲しませてしまったんですね.
下心は皆無だったとはいえ,軽率でしかない行動をした私が100%悪いのですが,働き始める前から微妙なスタートだったことを覚えています.
事前に何回か伺っていたので緊張はしませんでしたが,何をするんだろうな〜と思いながら出社した日を思い出します.
働き始めた日のことは,メモが残っているので今度詳しく書いてみましょうか.
........さて,このペースじゃ終わらないぞ〜
ペースを上げよう.
4月のミッションは研修を受けつつ,研究計画を立てること.
これは正直かなり余裕だったと思いました.でもこれでいいんだろうか?と思ったのを覚えています.
5月,研究を頑張ったような気がする
5月になると,この1ヶ月がほとんど研究が進んでいないことに気がつきました.
博士号を取得するためにもなんとか良い結果を出したいと思い,この1ヶ月は本当に頑張ったと思います.
うん,2年目の今年も頑張ろうかな,春先で機動力が増すので,うん,やろう.
6月,博士の審査に乗ってきた
そうですな,5月の段階で英語論文も提出したこと,もう一つの論文も投稿したことで査読審査注目組めて合計10件となり,博士論文の本文もそれなりにまとまってきたので,審査に進んだんだな.
これは嬉しかった.
7月,審査に向けて研究を詰める日々
審査に乗ってからは発表練習をたくさんしたのを覚えている.
ここから8月の公聴会まで約1時間の発表練習を10回やったことは今でも大きな自信になった.
きっちり話す,これは大事なんだろうなぁ.
8月,公聴会を終えて人生が最高に楽しい
うん,とっても嬉しかった.今後の人生でも忘れられない日になるだろう.
2023年8月17日,長い長い大学生活に終止符を打つ発表を終えた.
たくさん練習をしたおかげで,気持ちを込めて,しかし淡々と話すことができたと思う.妻が観に来てくれたのもとても嬉しかった.
このあとは何をやっても楽しかったなぁ.
9月,一気に忙しくなった
出張が毎週のように入っていた.これを自由に入れられるようになったことはとても嬉しかった.忙しいとなかなか手を動かす時間がなくなるんだなぁということを学んだ.
10月,打ち合わせをし続けた
あちこちに出かけた9月に対して,10月はオンラインあるいは札幌市内で打ち合わせをし続けた.
今思えば,この時の動き方が今のベースになっているなぁと思う.
同じく全然手が動かないことに危機感を覚えた.
11月,調整が多かったというメモが残る
きっとこのあたりから,社会人も大変じゃない?という気持ちになってきた.
なんか雑用をやっているうちに1日が過ぎていく.
プライベートの大きな変化として,妻の部署が異動になった.
希望が叶って病棟からオペ室になったのだ.
これで家族で一緒に過ごせる時間が増えそうだ.
これはとても嬉しい話だった.
12月,学会があるとメリハリがつくよなぁ
そう学会に向けて研究を進めようとしたのだ.
やっぱり発表の機会があると人は成長するんだろうなぁと思った.
それと同時にGEWEXに本格的に参加している.
細かな雑用を淡々とこなす,それでも昔に比べて事務仕事が得意になったなぁと思った.
1月,学生と一緒に研究が進む
後輩と一緒に卒論に向けて研究を進めたのが懐かしい.
これは良いかもしれないな,と思った.
これからも一緒にやっていきたい,自分もそのうち大学に戻るのかな?
今のところ,そのつもりはないけど
2月,ここでリズムを掴む
このまま雑用をしていては人生が終わる,と思ったきっかけでここで研究のリズムが掴めてきた気がする.
集中して作業をする日を作るのが大事.
そうなんだよね,ちょっとした空き時間でできないのよね.
空き時間は雑用に使おう.
3月,学会準備で自由に動けるのが楽しい
研究ではないが,学会の準備で研究のタネを撒けている感じがとても楽しい.
人と話しながら,何かを考えていく,そして作っていく過程が得意なんだろうなと思った.
ぱっと思いつくこと
1年目が終わって,ざっくり振り返ってみると,とても濃かったなと思う.
研究費も最低限を取れたのが良かった.
今後もっと自分で獲得しに行こうか,そして研究成果はもっときちんとまとめ続けることが大事だなと思った.
ちょっと考えてみる
今日はとりあえず過去を振り返ることに成功したと思う.
明日は来年のことについて,考えてみようか.
できれば毎日続けたい.
まとめ
良い1年間だった.