くんせいくんのラボ日記

現役国公立大の理系大学院生「くんせい君」が地味に書いてるブログ。理系学生にとって必要な学部・大学院への入学から学生生活・研究について、そして就職や進路に関する耳寄り情報や地元北海道の有料情報,趣味のサブカル・アウトドア情報や感想などを幅広く呟いていくブログ。

【映画】ミニマリストになり、幸せについて考える『100日間のシンプルライフ』

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モノが増えれば幸せなのか?

成果を出せば幸せなのか?

全てを失って気付く大切なこととは?

 

 

こんにちは,くんせい君です!

今日は,昨日観た映画『100日間のシンプルライフ』

ネタバレなしでブログにしました.

 

この記事を読むことで,

  • この映画を観てみたいけど迷っている
  • ネタバレなく,感想を聞きたい
  • ミニマリストに興味がある

という人にとって,ヒントになれば幸いです.

 

 

 

『100日間のシンプルライフ』を観てきた

 

あらすじ

公式ページから引用

公式ページの紹介を引用します.

スマホ依存症のパウルとコンプレックスの塊のトニー。幼なじみでビジネスパートナーの2人は、アプリ開発事業も順調で、自身の欲望を満たすための多くのモノに囲まれる生活を送っていた。そんなある日、大げんかした2人は酔った勢いで大金を賭けたある勝負をすることに。それは、すべての家財道具を倉庫に預け、裸一貫で所持品ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻し100日間生活する、とんでもない勝負だった!勝負を通して、モノやデジタルに依存している生活に気づき始める2人。100日目を迎えた彼らが選んだ、本当に大切なモノとはー?

本作はフィンランドで一大ムーブメントを起こしたドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』をベースに、価値観の異なる男たちの財産を賭けた勝負へと大胆に脚色。ドイツ・ベルリンを舞台に、2人の細マッチョ・イケメンがテンポの良い掛け合いを見せるエンターテインメントとして昇華させた。主人公のパウル役を監督・脚本も手掛けたフロリアン・ダーヴィト・フィッツ、親友でありビジネスパートナーのトニー役をマティアス・シュヴァイクホファーと、ドイツの人気俳優が競演。全篇に漂うスタイリッシュな雰囲気と予測不能なストーリー展開に目が離せない!

 

インターネットの普及によって情報がすぐに手に入るようになり、好きなモノに囲まれ豊かな生活を送れるようになった現代。しかし、新型コロナウイルスの影響によって生活が一変。これまで以上にデジタルに頼らざるを得なくなっただけでなく、自身の生活や人生を見つめ直した人も多いはず。勝負がきっかけで、人生で大切なモノは何か?本当の幸せとは何か?を考える彼らの姿は、けっして他人事ではない。これは、今を生きる私たちの人生をより豊かにする“モノ”がたりー。

 

見どころ

原作は?

そうなんです.

この映画は,『365日のシンプルライフ』というフィンランドの映画をベースに,

それをドイツ映画,コメディ調にリメイクしたような内容となっています!

 

ひょんなことからモノへの執着をなくすためにあるルールを作ります

  1. 全ての持ち物を倉庫に預ける
  2. 1日1個だけ倉庫から持って来れる
  3. 買い物をしてはいけない

なんだか,できそうですが,100日間(本家だと1年間)

買い物をしないって意外と難しいですよね〜

 

ちなみに食べ物は別途少量が支給されるようになっています.

 

本家では,1人の監督・脚本・主役を

ペトリ・ルーッカイネンが1人でやった

ドキュメンタリー映画となっています.

 

こちらも拝見しましたが,

毎日ひとつずつ物を取ってくる様子が

しっかりと描写されており,

意外なモノの優先順位が明らかになるのが

非常に面白いなと思いました.

 

起承転結の中で物語的な盛り上がりはないのがドキュメンタリー映画たる所以しょう.

 

コメディ映画 

一方で,本作品は,トニーとパウルという

「対照的な2人が同じルールで100日間の対決をする」

というところに物語としての面白さが加わっています!

 

さらに,恋愛要素家族愛,キャリアといった要素も含みながら

良い音楽,映像構成で進められ,「ドイツ映画」といった感じでしたね!

使われた音楽は,Spotifyでプレイリストが公開されていました! 

 

映画から感じた・学んだこと

 

本映画は,ミニマリスト・断捨離を通して

さまざまな視点で人生について考えさせられました.

幸せとは? 

本当にモノは我々を幸せにするのか

本当に成果は我々を幸せにするのか

友情とは?恋愛とは?そして家族とは?

 

限定物に目がなく,衝動買いが辞められないパウルが得たかった幸せとは?

成果やルックスに固執し,常に自分を最優先するトニーが得たかった幸せとは?

 

モノによって完成されたらそれでいいのか?

 

成果や見た目が完成されたらそれでいいのか?

 

モノや周りからの評価に頼るのではなく,

自分自身に向き合うことによって得られるものは?

 

私は今,何を大切にするべきなんだろう?

未完成であることはダメなことなのか?

 

そんなことを考えさせてくれる映画となっています.

 

モノや見た目,成果だけに執着して幸せが何か見失いそうな時に観たい映画でした.

 

合わせて読みたい

 断捨離に関して,昔こんなネタ記事を書いたことがあります笑

www.otondenhei.com