こんにちは,くんせい君です!
「もっと良い睡眠をしたい!!」と思うこと,ありませんか??
今日は『ハイパフォーマーの睡眠技術 Sleep Skill』を読んだ感想をお伝えします.
【書評】 ハイパフォーマーの睡眠技術 Sleep Skill
今回紹介する書籍は,
小林孝徳さんが書いた
『ハイパフォーマーの睡眠技術 Sleep Skill』という書籍です.
これは,どうすれば良い睡眠が取れるか
に関して書かれた本で,
「良い睡眠について知りたい!」
「生産的な生活に興味がある!」
「眠ることに関して悩みがある!」
という人にぜひ読んで欲しい本でした.
本の紹介
まずは書籍の紹介です.
ハイパフォーマーの睡眠技術 Sleep Skill
表紙を見ると,真っ白な背景にシンプルにタイトルが書かれているのが印象的です.
また帯には,「人生100年時代,人と組織の成長を支える眠りの戦略」と書かれています.
この帯の通り,この睡眠技術は個人だけではなく,組織単位で適用可能な方法で,
実際に著者の小林さんが’CEOを務めるニューロスペースでは,企業コンサルという形で睡眠についてアプローチすることで,生産性の向上に一役買っているようです.
1万人以上のデータというのも統計として十分な数字ですね!
著者 小林孝徳
著者である小林孝徳さんは,1983年に生まれ,新潟大学で素粒子物理学を専攻としていたようです.
その後,Sleep Techベンチャーとして,株式会社ニューロスペースの立ち上げに至ったそうです.
ここまでの経緯も気になるところですね〜
こちらが会社のHPです.
本の内容
それでは,本書に書かれている内容について,
あらすじと重要なポイント,そして私自身の気づきについてお伝えしますね.
あらすじ
この本では1万人以上のビジネスパーソンの睡眠のデータから,どのような睡眠が理想的であって,自分の理想の睡眠をどのように獲得するか,またその睡眠を中心としてどのように働き生きていくかが記されています.
本書の目次はこのようになっています.
序章. 良い睡眠がもたらすもの
- 睡眠資本主義で世界は良くなる
- ハイパフォーマーになるための睡眠技術
- 眠りをコントロールする方法
- 攻めの仮眠を取り入れろ
- 睡眠の常識・非常識
- 睡眠から考えられる理想の働き方
- 睡眠の現在地と未来
あとがき
大事なポイント
さて,それでは大事なポイントはどこでしょう.
大事なポイントは以下の3点です!
- 睡眠に関する現実を受け入れる
- 睡眠の原理を理解する
- 睡眠のポイントを取り入れる
まずは,睡眠に関して,日本人の我々が置かれている現状,それを自分ごとだと思って受け入れるところから始まります.
先進国の中では,ワーストの睡眠時間であることを受け止め,我々はそもそも寝てなすぎであることを認めましょう.
その上で,
- ノンレム睡眠とレム睡眠とは
- 90分サイクルとは
- 睡眠のゴールデンタイムとは
など,睡眠の原理をしっかりと理解しましょう.
いきなり,どうすればいいかではなく,睡眠を生理学に研究している文献を参考にしているため,この辺りの情報も信頼に値すると思います.
しっかりと学びましょう.
さて,その上でどのような睡眠を取り入れるといいか,どんな行動に移せるかを自分の生活に取り入れていきましょう.
- 睡眠前の習慣について
- アラームやスヌーズ機能について
- 仮眠の方法について
など,気になることはたくさんありますよね!
書評
それでは,ここからは私自身の感想を述べていきます.
気づき
私はこの本を読んで最も強く感じ,学んだことは,
睡眠に限らず,
- 「現状を受け止めること」
- 「原理を理解すること」
- 「行動を変えること」
これらが揃うことで,自分自身をよく改善していけるなと感じたことです.
正直,睡眠や健康法も様々な媒体で情報が発信されているため,その情報自体には大きな価値が持てないような現状かもしれません.
しかしながら, 本書のように信頼性ある文献・調査をもとに,
このステップに沿って整理されていることは非常に重要なことであり,
実際に睡眠の習慣を良いものに変えうるものだなと思いました.
まとめ
以上をまとめると,この本は
睡眠に関するあらゆる情報について書かれており,
段階を踏んで睡眠を改善したい人にとってオススメできる本です.
URLを貼っておきますので,興味があれば購入してみてくださいね!
リンク
それでは,良いラボライフを〜